ルパンに学ぶ
先日、兄のブログのコメント欄でルパン三世について語った。
劇場版やテレビスペシャルなどでよくルパンが振り返る『駆け出しの頃』。
「あのルパンですら駆け出しの頃は失敗してるのだからね、失敗も成功への糧になるわけさね。」と兄がコメントしていた。
なるほど、たしかにその通り。
人は(架空の人も含めてね)誰にでも過去があって、その先に現在があり、さらにその先に未来がある。
失敗をたくさん積み重ねて、その頂上に成功はあるのかもしれない。
ところが冷静に考えてみると、あることに気づいた。
ルパンって・・・今でもしょっちゅう失敗してないか?
やっと手に入れたお宝は、想像していたモノとはかけ離れたモノだったり。
おいしいところをごっそりまるごと不二子に持っていかれたり。
もしかしたら、当初の目的を達成することだけが『成功』というわけではないのかも知れないな。
手段を選ばず色々なモノを失って目的を達成することに何の意味があるのか?
当初の目的を達成することができなかったとしても、何か自分の中に残るものはないか?
お宝がショボくても、不二子においしいところを持っていかれても、ルパンの苦笑はそういうことを物語っているような気がした。
押忍!
なまったカラダとなまったココロを鍛えるため、空手道場に入門した。
道場の空気はとても清々しく、カラダもココロも引き締まるような気がする。
道場では「押忍」と気合いの入った返事をする。
師範や先輩に指導を受けるとき、最初は「はい」と返事をしていたのだが、だんだん自然と「押忍!」と返事ができるようになってくる。
ところが、ついついこれが癖になる。
人から挨拶をされたり、コンビニの店員さんに弁当を温めるか聞かれたり、息子たち(猫)に「ニャー」と鳴かれたりするとき、心の中では「押忍!」と返事してしまう。
声に出さないように気をつけなければ。
空手道は徒手空拳の格闘術。
自らの肉体を武器にして闘う。
つまり空手道を修める者は素手で相手を殺傷することができる。
そのことを自覚し、ギリギリまで自我を押して忍ぶ必要がある。
ということで「押忍」。
まだまだ駆け出しだけれど、とにかく「押忍」。
ちなみに、「押忍」を少しフランクに発音すると「オッス」。
その後に続く名言は「オラ悟空」。
徒手空拳とかそんなレベルを超越して、とってもタチが悪い。
試験管
試験管を洗っていると、たまに騙される時がある。
試験管ブラシでいくら汚れを落とそうとしてもなかなか落ちない。
もしやと思って外側を軽くぬぐってみるとキレイに落ちる。
逆もまた然り。
外側の汚れと内側の汚れ。
なんだか世の中すべてに通じるものがあるな・・・。
肉体の疲れと精神の疲れ。
外面的な美しさと内面的な美しさ。
表層的な感情と深層的な感情。
枝葉の事象と根本の原因。
試験管ごときに騙されているようじゃ、大切なモノを見落としてしまうな・・・。
と、試験管に騙されるたびに自分を戒める。
時間の流れ
このブログにはいつも変なことばかり書いているので、たまに自分の職業を忘れてしまいそうになる。
理科の先生。
そうだ、先生だった。
新年度を迎え、新しい教え子たちとの出会い。
少なくともこれから一年間は一緒に学んでいくのだから第一印象は大事。
学ぶことの面白さを伝えるのだから、子どもたちの前では面白い先生でありたい。
けれども、礼節を知らないような人間には育って欲しくない。
距離感が肝心。
新年度一発目の授業をして、その終わり際。
「えっ!?もう終わり?」と言ってくれた子が何人か。
いやぁ、嬉しい♪
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
退屈な時間は永遠に続くのではないかという錯覚にすら陥る。
自分の授業が教え子たちみんなにとって楽しい時間になったらいいな。
ナイトライダー
このブログに新しいプラグインを追加した。
(ケータイからだと見ることができないのでゴメンナサイ)
その名も『ナイト2000』。
あんまり意味がないので、ご丁寧に(意味なし)と追記した。
80年代のアメリカの特撮テレビ番組で、いかしたオジさん(マイケル)と相棒のしゃべるクルマ(ナイト2000)が悪い奴らを懲らしめる。
って、簡単に説明しすぎたな・・・。
で、ナイト2000のフロント部分についているのが、意味不明の発光体『ナイトフラッシャー』。
知っている人は知っているし、知らない人は知らない。
マイケルはしゃべるクルマをキットと呼ぶ。
K.I.T.T.と書き、正しくは
Knight
Industries
Two
Thousand の略である。
クルマそのものではなく、クルマに搭載された人工知能のことである。
つまり、『ナイト2000』は車体のことを指し、『キット』は人工知能のことを指す。
くれぐれもお間違いのないように。
ちなみに、このキットの口癖は「ダメですよ、マイケル」。
いい歳したオジさんが、いつも無茶してクルマに説教される。
この『ナイトライダー』のDVDが何年か前に初めて店頭に並んだ。
ものすごく欲しかったが、結局は買わなかった。
なぜなら、発売当初のものは日本語音声に対応しておらず、字幕だけだったから。
このこだわりは『ナイトライダー』をテレビで見て親しんだ人間にしかわかるまい。
「ダメですよ、マイケル」は吹き替えでなければならない。
字幕ではダメなのだ。
きっとマイケルだってクルマに活字で説教されたくないだろう。
春の球技大会
春休み。
学生たちは授業こそないものの、部活などで大忙し。
今日も部活の遠征らしき学生たちを駅で見かけた。
ジャージの背中に大きく楷書体で『籠球部』とな。
う〜ん、渋いっ!
球技の和名はなかなか面白い。
籠球:バスケットボール
蹴球:サッカー
庭球:テニス
卓球:テーブルテニス
排球:バレーボール
送球:ハンドボール
撞球:ビリヤード
このあたりは有名どころ。
他にも調べてみたら色々とあったよ。
羽球:バドミントン
孔球:ゴルフ
投球:ボウリング
杖球:ホッケー
氷球:アイスホッケー
水球:ウォーターポロ
避球:ドッジボール
闘球:ラグビー
鎧球:アメリカンフットボール
門球:ゲートボール
言われてみれば納得・・・って感じ。
せっかくだから他にもいくつか考えてみた。
遊球:パチンコ
豆球:チョコボール
龍球:ドラゴンボール
・・・球技じゃないし。
そうだ 京都、行こう。
一泊二日で奈良・京都に行ってきた。
中学や高校の修学旅行で行ったときには気づかなかったが、社寺仏閣など神仏にかかわることは非常に数学的だったりする。
素数やべき乗数(平方数や立方数も含む)が多い。
仏様の手の数や顔の数、神社の鳥居の数などなど。
奈良時代などでは千という数字は無限を表すくらいの大数であった。
そんな時代から信仰されていた千手観音。
この千という数字は10の3乗、つまり立方数。
ときに十一面千手千眼観世音菩薩とも呼ばれることもあり、日本で見られる仏像は十一の顔をもつものが多い。
この十一は素数。
胎蔵界曼荼羅に描かれている千手観音は二十七面を持つ。
これは3の3乗、またしても立方数。
平方数の例としては四諦、九字、二十五有など。
ただの偶然かも知れないし、意図的なものかも知れない。
なにせ成り立ちをしっかり勉強しないことには何とも言えない。
でも気づいてしまったからには色々調べてみたら面白そうだな。
神仏と対話をしながらも数字のことを考えるあたり、根っからの理系だなと思った。